※日本サポートドッグ協会では「介助犬」「聴導犬」を育成しております。
平成14年10月1日より身体障害者補助犬法が施行されました。
補助犬実働数は2009年4月、盲導犬996頭(平成20年3月31日)介助犬46頭、聴導犬19頭です。
特に2002年に施行された補助犬法により、盲導犬と同じく法的な位置づけがされた介助犬・聴導犬の育成はまだ始まったばかりです。
しかしながら、盲導犬より社会の認知度が低い介助犬・聴導犬はその入店を断られる場合があります。
障害者の身体の一部とも言える補助犬を拒むということは、障害者本人を拒むということに他なりません。
新しい生活を始めた補助犬使用者(ユーザー)の方々にとって、周りの皆様には補助犬の有益性や安全性のご理解と、ご協力は必要不可欠です。
補助犬は、生活の不自由さを助けるばかりではなく、ずっと側にいて、惜しみない愛情と忠誠を誓ってくれる家族の一員なのです。補助犬はガウンもしくはハーネスを付けている時は仕事中です。
集中出来なくなるので、仕事中の犬には声を掛けたり、触ったりしないでください。
まずは、やさしい気持ちで見守って下さい。
もしもユーザーの方が何か困っておられたら「何かお手伝いすることはありますか?」と聞いてみて下さい。
盲導犬は視覚障害者の方が安全に歩行できるようにするのが仕事です。
例えば信号の様な判断は車のエンジン音等を頼りにユーザーが行います。
視覚障害者は外見上、その不自由さがわかりにくいため必要な情報を与えてもらう事ができません。
ガウンを着けた聴導犬を連れた方には緊急時、非常ベル等の緊急情報を知らせてあげてください。
介助犬は肢体障害者の手足となって働きますが、売り場等での商品(特に食品)の受け渡しで困っておられる時には、どうか手伝ってあげてください。
日本サポートドッグ協会では、介助犬・聴導犬を無償貸与しております。
最終的には、ユーザー様との面接よって決定したいと思っております。以下の条件をよくご確認ください。
介助犬・聴導犬育成の為に 『 募金箱の設置 』 をしております。
店舗や病院などの施設に、介助犬・聴導犬、育成支援の募金箱の設置先を求めております。
募金箱設置のお申込みはお気軽にご連絡ください。